こんにちは!イメージデザイン 楽々通販2サポート担当の中山です。
先日、「目的を明確にして行動に移す」事をテーマにしたセミナーに参加してきました!
そこで非常に気づきが多かったので、皆様に少しでも共有できればと思います。
そのゴールは具体的か?具体的でないゴールは迷走の元
ザ・ゴールという書籍をご存知ですか? エリヤフ・ゴールドラットさんが書いたいわゆるビジネス書ですが、有名ですので名前くらいは知っている方はいらっしゃるかもしれません。
今回私が研修を受けたのは、そんなゴールドラットさんが提唱した「制約理論」から教育のためのTOCと言われる、のTOCfEのコミュニティTOCfE BootCampを受けてきました。
そこでは、ゴールを決めたときに次に決める(出す)こととして「いいわけ(できない理由)」という言葉が出てきました。
驚きです。
一般的に「いいわけはするな!」「とにかくやれ!」と言うのが過去企業で言われることが多かったのではないでしょうか。
もちろん、私もそんな経験がたくさんあります。
しかし、今回の研修ではゴールを決めたときに「できない理由」をハッキリ出すことで、「何をやらなければならないか」が見つかる。と、いう事が発見、気づきとして得ることができました。
ゴールの決め方
例えば、「売上を伸ばす!」というゴールを掲げたとしましょう。
このゴールは非常に漠然としていて、「どれだけ」売上を上げるのか。
そもそも「それは可能なのか」「何をしなければならないか」がハッキリしていません。
結果、スタッフ全員が頑張っているので結果はそれなりに出るけど、納得がいっていない。
最悪の場合、全員の方向がぶれて「何の成果も出ない」と、いう結果が出てしまいます。
コレ、実は研修で私の所属したグループが陥った現象です。
欲張りすぎて、実際何をすればいいかわからなくなっていったんですね。
それを防ぐためには「より具体的なゴール」を決める必要があるようです。
例えばこんなゴール設定はどうでしょうか。
今売り上げは800万円/月
これを 1,000万円/月 にする
としましょう。数字が出てきて「誰もがわかる目標」になりました。
この様に具体的にゴールを出すことで、何が問題で、どう行動すればいいかを考えることができます。
上から落とすだけのゴールでは、建設的な意見は生まれない
これも研修で実感したことの一つですが、TOCの考え方として「合意・協力を得る」という事があります。
一方的なゴール設定では
「こんな目標無理」
「とりあえずやって出来ませんでしたと言っとけ」
となってしまうかもしれません。
この合意というものが非常に重要で「合意をすることで、その事柄に責任感を持つ」事ができるのではないかと思います。
自分が合意したゴールのために、何をしなければいけないか。必死に考えるようになりました。
もちろん、場合によっては「これに向かって進む」と言い切ることも大事ですが、実際の行動などの意見を出してもらう場合は、合意を得ながら改善行動をとることが案外早いかもしれませんね。
まとめ
ゴールを決めて動こう!これはビジネスにおいて基本的なことと言われていますし、先輩や上司の方に言われたことがある人も多いんじゃないでしょうか。
しかし、そのゴールがかけ離れていたり、具体性がなければやる気が起きないという事があります。
また、主体的に動いてもらう(動く)ためにも「チームメンバーで合意を得る」事が非常に大切と、思っていただけると幸いです。
今回は、私の研修体験をお伝えしましたが実はこの研修まだ続きがあります。
次は、ゴールを目指すために「できないことを探す」です。
なぜ出来ないのか(心理的な部分は除く)を紐解くことの大事さを体験しましたので、次回はぜひこちらをお伝えします。
おススメの書籍
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
きっとヒントになることがあると思いますよ!