こんにちわ、イメージデザインの田中です。
本日は、実店舗とECサイトで初めての来店されるお客様が、お店を探すところから購入する(サービスを受ける)までの流れを確認し、どういったところで差があるのかを検証していきたいと思います。
では、突然ですが、みなさん。考えてみてください。
下のようなシチュエーションの場合、どうやってお店を探しますか?
●大切な人との大切な時間を過ごすために外食しようと思ったとき
●友達や家族とちょっと美味しいものを食べたいと思って外食しようと思ったとき
●お店がオープンのチラシが入ってるよ。ちょっと行ってみようかと思ったとき
シーン(目的)によって、選択する店が変わるどころか、お店を選ぶポイントも変わりますよね。
今日のポイント:実店舗もECサイトも新規のお客様がお店を探す方法は同じ?

●大切な人との大切な時間を過ごすために外食しようと思ったとき
どういう基準でお店を選びますか?
例えば、料理(味、盛付け(見た目))や記念日プランなどのサービス企画の充実、雰囲気、サービスなどのお店の心意気
じゃ、こんなお店をどうやって探しますか?
デート 記念日(誕生日・クリスマス)ディナー(グルメ) というキーワードを入れて検索してみたり、
よく知ってそうな友達や上司におすすめを聞いてみたり。
初めてのお店を探す場合は、その検索結果の中から各条件を比較しますよね。
(1) 料理のクオリティー(料理写真(おいしそう&丁寧。きれい)・レビュー・実体験)
(2) サービス企画(プランの比較)
(3) 雰囲気・サービスなどの心意気(HP・店内写真・動画・レビュー・実体験)
上記を比較して、お店を決定し予約すると思います。
また、予約前にわからないところはメールや電話で問合せをする方もおられると思います。
例えば、
プレゼントの持ち込みは可能ですか?
サプライズ演出に協力してもらえますか?
お花をお店に送っても大丈夫ですか?
以上のような行動をして、自分の要望と合うお店を探しているかと思います。(前回でもお話したように、候補の中で一番自分によさそうなお店を探していませんか?)
では、続いて、、、
●友達や家族とちょっと美味しいものを食べたいと思って外食しようと思ったとき
どういう基準でお店を選びますか?
例えば、料理(味・食べたい種類)や価格(コスパ)、雰囲気(家族で行っても大丈夫か?)
じゃ、こんなお店をどうやって探しますか?
美味い おいしい 行列のできる 評判 というキーワードを入れて検索しませんか?
また、今「パスタ」「ラーメン」の気分の場合は、料理名を入れたり、
友達や家族が行ったことのあるお店「あの店美味しかったよ!」を聞いてみたり、
初めて行くお店を探す場合は、その検索結果の中から比較しますよね。
(1) 料理(料理写真(おいしそう)・レビュー)
(2) 価格(メニューや価格表を確認。コスパを意識)
(3) 雰囲気(店内写真)
以上のような行動をして、自分の要望と合うお店を探しているかと思います。
じゃ、最後に
●お店がオープンのチラシが入ってるよ。ちょっと行ってみようかと思ったとき
どういう基準でお店を選びますか?
例えば、チラシのインパクト・イメージ(サービス内容)や価格(コスパ)、タイミング(お腹がすいているか?行きたい時間にいけるかどうか?)
もちろん、こういった場合は、比較はしなくて、そのまま予約に進んでほしい。
と思いたいところですが、
「チラシに書いてることって本当にお得なのかな?」という裏付けを取るために、検索してみて、比較してみたりすることもあるみたいです。
インターネット、スマートフォンが普及して、簡単に調べることが出来るようになったから、ちょっとしたことも調べて、安心したいというユーザー心理が大きくなっているみたいですね。
実店舗での例は、以上で終了して、
今度は、3つのシチュエーションをECサイトで買い物する場合に当てはめてみましょう。
ECサイトならこんなユーザーがいそうな気がしませんか?
●大切な人との大切な時間を過ごすために外食しようと思ったとき
→大切な人にお届けする贈り物(お中元・お歳暮・母の日・父の日・敬老の日・お礼)
【目的買い 参照(時間があるとき 商品検索・各特集)】
【目的買い 参照(時間がないとき ランキング閲覧・各特集)】
●友達や家族とちょっと美味しいものを食べたいと思って外食しようと思ったとき
→自家消費(ちょっと美味しいものを食べたい)
【目的買い 参照(商品検索・ジャンル別ランキング閲覧)】
●お店がオープンのチラシが入ってるよ。ちょっと行ってみようかと思ったとき
→自家消費(お得度合(割引率)・売れてる感(行列))
【衝動買い(タイムセール・SALEイベント・チラシ(メルマガ))】
そうなんです。
新規のお客様が興味を持って来店するまでは、実店舗もECサイトも大きな差はないのです。
じゃ、SALE以外の時で、売上アップを確実にしたい場合、検索しているお客様を確実に店舗に連れてくることが近道ではないでしょうか?
だって、検索しているということは、「確実に商品を探している」ということなんですから。
じゃ、検索結果から店舗にお客様を的確に誘導しようと思ったらどうしたらいいのでしょうか?
【楽天市場・YAHOOショッピングなどのモールの場合】
商品画像・商品名・キャッチコピーで、検索されているお客様の要望となりうるキーワードを表現することが出来れば、確実にクリック数が上がります。
(お客様が検索するであろうキーワードを利用して、商品名・キャッチコピーを作成する。また、美味しそうで人目を引く商品画像を利用する)
また、各モール・デバイスによって表示文字数は違いますので、文字数に気を付けて、商品名を付けていけば、よりお客様にわかりやすい導線が引けます。
【楽天】
PC
商品画像 112px×112px の正方形
商品名 全角46.5文字まで表示。
キャッチコピー 全角87文字まで表示。
スマフォ
商品画像 90px×90px の正方形
商品名 全角30文字まで表示。
キャッチコピー 全角20文字まで表示。

【YAHOOショッピング】
PC
商品画像 106px×106px の正方形
商品名 全角75文字まで表示。
キャッチコピー 全角64文字まで表示。
スマフォ
商品画像 106px×106px の正方形
商品名 全角73文字まで表示。

【ポンパレモール】
PC
商品画像 160px×160px の正方形
商品名 全角50文字まで表示。
スマフォ
商品画像 96px×96px の正方形
商品名 全角40文字まで表示。

【リスティング広告】
googleアドワーズ
広告見出し 全角12文字(半角25文字)
広告文 1 全角17文字(半角35文字)
広告文 2 全角17文字(半角35文字)
もちろん集客のためには、SEO対策を利用して上位表示をすることも重要ですが、表示されてもクリックされなければ確実な集客にはなりませんので、確実に集客の出来る技を探してくることが重要です。
CPC広告(楽天の場合、サーチワード広告・CPC広告)を利用して上位表示させることも可能です。
楽天市場・YAHOOショッピングの検索対策などのテクニックに関しては、また、後日、書かせてもらいますね。(※会員限定コンテンツになります。)
それでは、次回のECプロは、
「驚異の実績!転換率(CVR)20%超えのランディングページの作り方大公開!(グルメ編)」をお送りします。
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